「キトサン」と「リポ酸・カルニチン」は
違う効果があるのです。
生活タイプ別で選ぼう!
ダイエット効果の「キトサン」と「リポ酸・カルニチン」
簡単に言えば、脂肪燃焼を促すタイプが「リポ酸・カルニチン」。
脂肪吸収を抑制するタイプが、「キトサン」です。「キトサン」とは?
「キトサン」は食物繊維であり、コレステロールが気になる人の食品としてトクホに指定されている成分であります。また体内の有害物質を吸着・排せつしてくれる機能性食品です。
その作用は2つ。ひとつは胃において、食事で摂った脂肪を吸着して体外へ排出。
もう一つが、消化管内で胆汁酸と結合して体外へ排出する作用です。
胆汁はコレステロールから作られるため、体内のコレステロールを減少させます。
さらに、食塩中の塩素イオンを吸着して、体外へ排出。血圧上昇を抑制します。
また、腸内で善玉菌を増やして、腸内環境を改善、免疫力を高める効果があり、
体内毒素や重金属も排出します。
胃酸に溶けることでキトサンは効果を発揮するため、基本的には食事前にどうぞ。
「リポ酸・カルニチン」とは?
「リポ酸・カルニチン」は、α-リポ酸とL-カルニチンの二つの成分によって、
脂肪を燃焼しやすい体にしてくれます。
α-リポ酸はブドウ糖をエネルギーに変える手助けをし、太りにくく、
余分な脂肪が燃えやすい体にしてくれます。
朝摂取すると、長時間ブドウ糖の燃焼効果が持続。
またビタミンEの数百倍という、強い抗酸化作用があり、
生活習慣病の予防と、若々しい肌を作ることにも貢献します
(血液脳関門を通過できる数少ない抗酸化物質)。
L-カルニチンは、脂肪酸をミトコンドリアに運び、細胞内でのエネルギー代謝が活発になり、
脂肪を燃焼させます。ウォーキングなどの有酸素運動との相乗効果を高めるアミノ酸なので、
運動をする前や、一日が始まる朝に摂取するとよい成分です。
この二つの成分は、どちらも加齢とともに合成力が低下するので、
中年以降はこれらを摂取するとよいでしょう。
とくに「疲れにくい体になった」と体感される方が多いようです。